本日東京は、13年ぶりだか16年ぶりだか20年ぶりだかの大雪です。
吹雪の中、東京オペラシティでのコンサートを終えて帰宅。
電車が動いてて良かった!
エルヴィオ・ソーヌス&オーケストラ・シンポシオンで、G.B.ペルゴレージ《聖母マリアの夕べの祈り》の日本初演でした。
1710年生まれのペルゴレージは26歳の若さでこの世を去ったのですが、彼の遺した作品群の中から、1952年生まれの音楽学者M.ブルーノが再構成してまとめたのが、2時間に及ぶこの大曲。
古いけれど、新しいのです。
演奏家として、新しい曲をこうやって紹介する機会に恵まれるのは最高の幸せ。
実は5年前にも、G.H.シュテルツェル《ブロッケス受難曲》の日本初演に参加しました。
これはすごい名曲でした。
また弾きたいな・・・。
オルガンを弾くと、体のなかの気の流れがスムーズになります。
深く息を吸って深く吐いて、鍵盤をすっと押して、パイプから出る空気と一体になる心地よさ、これもまた幸せ。