子どもの頃はよく、池上のお寺に行きました。
なぜお寺に来るのか分かっていなくて、ただ覚えているのは、もうなくなってしまった東急目蒲線の「メカマセン」という不思議な響き、お寺に集まった他の檀家さんのおじちゃんおばちゃんが可愛がってくれたこと、そして帰り道に久寿餅を食べたこと。
関東風くず餅発祥の地と言われている、お寺のまち池上の老舗で、家族揃って食べる久寿餅は、それはそれは美味しいものでした。
先日、御縁があって、池上の本妙院で演奏をさせて頂きました。
御住職と奥様があたたかく迎えて下さり、とても心地よいひとときでした。
お寺の仏具の半分は楽器ですよと御住職がたしか話しておられましたが、本当に、つい触れて鳴らしてみたくなるようなものばかり・・・我慢したけど。。
日本で手作りされた、同じ楽器同士、きっと私の知らないところでいろんな話をしたんじゃないかな。
さて、12日(土)は毎年恒例のJVC国際協力コンサート。
JVC(日本国際ボランティアセンター)の理念に共鳴して集まった合唱団の皆様と共に、今年はバッハのクリスマス・オラトリオ(抜粋)と、ラターのマニフィカトをお贈りします。
JVC合唱団の練習ピアニストを始めて、もう8年目!
本当に大切な場所です。
開演1時間前の14時から開場し、JVCの活動地域である途上国から届けられた手作りの品々や、クリスマスの飾り物、美味しいお菓子などなど、これも恒例のクリスマスバザーがロビーで開かれますよ☆
まだチケットもございますので、どうぞお越しください。
三軒茶屋の昭和女子大学人見記念講堂です。