1974年創設、日本におけるチェンバロ、古楽の普及と発展に多大な貢献をしてこられた、古楽研究会 ORIGO et PRACTICAが、閉会のときを迎えました。
飽くことなき好奇心と努力で古楽の研究・実践の水準を高め続けてこられたチェンバロ奏者や音楽学者、同時に奇跡的なほど多くのチェンバロ製作家や技術者が日本で育ち、楽器が生まれ、その傍らには増え続ける愛好家の方々、音楽大学からは毎年、古楽演奏のプロ奏者が羽ばたくようになり、そして今があります。
40年以上の長きにわたり、この流れの道標となって活動を続けてこられた古楽研究会。
豊穣の地となったかに見える「日本の古楽」が、また新しい局面へ向かう、その区切りとなる、閉会のように感じます。
こちらの演奏スペースやスタジオ、たくさんの演奏家が音を紡いできた楽器たちにも、大変お世話になりました。
これからも様々な形で生き続けますように。
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