イタリアの聖と俗〜Duoの芸術〜

大学院時代の濃密な日々を共に過ごし、たくさん飲み食べ語り笑い、励ましあい高め合って一緒に音楽をしてきた、大切な同期の2人、ソプラノの染谷熱子さんとカウンターテナーの中嶋俊晴くんが中心となり企画してくれたコンサートでした♪

2人ともいまや大活躍の素晴らしい演奏家、尊敬する友人たちです。

縁あって出会った私たち、これからもそれぞれに研鑽を積み、たまに集まって一緒に音楽をして、そんなふうに演奏家人生を歩んでいけたら幸せだなぁと、しみじみ思ったのでした。

 

今回は、生まれたばかりのチェンバロのお披露目でもありました。

バロック時代、製作家と演奏家はいつも近くにある存在で(もちろん作曲家も)、お互いが与え合う影響が文化を育てていったはず。

21世紀のいま、西洋バロック文化とは程遠いはずのこの日本で、新たな挑戦を続け作品を生み出し続けるチェンバロ製作家がとても多く活動していることの奇跡、そしてその恩恵に預かれる環境の中で演奏をしていけることの幸せ。

あらためて、そんな想いをかみしめました。

 

お世話になったこの楽器は、アトリエ響樹でレンタル中です(*^^*)

 

さて、今週金曜は、1年ぶりのパーセル・プロジェクト!

パーセルの響き、身体中に沁み渡って、かけめぐって、やはりちょっと他では味わえないひとときです。

どうか皆様、聴きにいらしてください!

 

♪ 更新のお知らせ  11/16

 

雑記