2016年

8月

31日

ものづくり、てしごと

先日、とある御縁でいただいた、この団扇。

私は感動してしまいました、この丁寧な竹細工に!

なんて美しいんだろう。。

ひとすじずつ丁寧に裂かれ、曲げて揃えられ、平面になるように最後に糸でまとめられ。

見事に等間隔に調整された、檜舞台ならぬ竹舞台の上に、さらりと皺なく貼られた素朴な布の風合いが、また爽やか。

竹の持ち手がごく自然に手に馴染み、全く重みを感じさせない、気取りのない手仕事が、心地よい涼を生む。

ひとの技のしなやかさ、こういう綺麗なものが手元にあることの、幸せ。

 

さあ、私の身近なものづくりといえば、こちら。

楽器製作裏話~その3が更新されました!

今回はちょっと「熱い?暑い?」お話・・・。

 

2016年

8月

28日

お知らせ3つ♪

★ この夏も門下生発表会を開催しました。

皆さんそれぞれに課題や興味をたくさん見つけて、いっぱい悩みながらも、たっぷり楽しんで下さいました!
私がほんの少しのきっかけになり、チェンバロ好き音楽好きの方々の輪が広がって、本当にこんなに嬉しいことはないです。
私も相変わらずむにゃむにゃと悩みながら、一緒にがんばっていこう。

9月16日のDuo Maris vol.5に向けて、ヴァイオリンの廣海史帆さんと共にリハーサルが始まりました!

歌とヴァイオリンの旋律の絡み合いがこの上なく美しい、初期ドイツバロックの曲の数々、あたたかな気持ちが心に染み渡ります。
教会の雰囲気を醸し出す東京オペラシティ近江楽堂で、400年前の人々の、愛に満ちた敬虔な気持ちに少しでも近づけますように…。
ぜひ、聴きにいらして下さいね♪

11月19日のひとり琴 参弦〜心つまびくに向けて新しい楽器を作って下さっている加屋野木山さんが、製作過程を少しずつ公開して下さっています!

木材の加工風景や、完成後には表から見られない部分のヒミツなど、と〜っても興味深いことばかり!
↑こちらのページにまとめて、今後も更新していきますので、ぜひぜひご覧下さい(*^^*)

2016年

8月

20日

横浜シティ合唱団 第16回演奏会終了!

1年かけて練習してきた横浜シティ合唱団のバッハ:ロ短調ミサ、おかげさまで多くのお客様に聴いて頂き、無事終演しました!

美しい瞬間がいくつもあって、舞台から溢れる音楽の波が大きなうねりを呼びおこし、海の横に立つみなとみらいホールを隅々まで満たし広がっていき・・・

まさに「バッハは大海へ」!

バッハに聴いてほしかったです。

演奏会が終わったばかりですが、来年11月の次回定期演奏会に向けて、早速来週から新曲の練習スタート、今度はメンデルスゾーン:エリアです

もう一人の伴奏ピアニスト丸山麻美さんと共に、また1年と少し、練習のサポートをしていきます!

ご興味ある方いらっしゃいましたら、どうぞお気軽に見学にいらして下さいね^^

 

終演後の打ち上げ会場から、海の向こうに大きな虹を見ました。

帰りの電車からは、夜空に咲く大輪の花、美しい花火の数々。

帰宅すると、お祭りで余ったから食べて!と、ご近所さんから焼きそばの差し入れ。

 

ささやかな幸せが重なって、良い一日の締めくくり。

 

2016年

8月

17日

速報!今年の<ひとり琴>

詳細が決定しました!!!

・*・*・*・

2016年11月19日(土)

13時/16時(2回公演)

於:Gallery 鶉(目白)

― ひとり琴 参弦 心つまびく ―

・*・*・*・

一昨年からスタートしたソロシリーズ<ひとり琴>。

3年目となる今年は、「心つまびく」と題して、弦をつまびくチェンバロならではの揺るがない魅力、仲間の楽器リュートやギターへのオマージュ、憧れの想いをプログラムに込めました。

会場は昨年と同じく、都会の一角にたたずむ隠れ家のような美しい場所、目白のGallery鶉です。

詳しい内容はチラシ画像または出演情報のページをご覧ください♪

 

今年もテーマに沿った美しいチラシを作っていただきました(過去のチラシはこちら)。

そしてなんと、当日使う楽器も現在製作中!!!

完成したら公演に先駆けてここで御紹介しますね、どうぞお楽しみに(*^_^*)

 

2016年

8月

12日

プラチナ★シンガーズ第1回演奏会終了!

少し日が経ってしまいましたが、8月6日、『ヒロシマに捧ぐ』と題したプラチナ★シンガーズ第1回演奏会が無事終了しました!

昨年1月に東京と横浜で同時にスタートし、本番前の数ヶ月は合同での練習、最終的には200名を超えた、プラチナの輝きを放つシンガーズが、あたたかみのある本当に素晴らしい音楽を届けて下さいました!

1年と7ヶ月のあいだ、共に音楽を編み上げてきた皆さんが、最後の仕上げのオーケストラリハーサルを経ていったいどのような演奏を聴かせて下さるのか・・・

とってもワクワク、そしてドキドキ、曲が進むにつれいろいろな想いが行き来して感極まり、美しい日本語の歌詞が心にすっと届くたびに涙が溢れ。。

 

  花さき みのる 毎年の約束の不思議さよ

  地の上に花咲く限り よろこんで日ごと営み

  悲しみも耐えて生きよう

 

《土の歌》の、大木惇夫さんの詞、大好きでした。またいつか、きっと。

 

来年の第2回演奏会に向けて、9月からまた練習が始まります。

次に取り上げるのは、W.A.モーツァルト《レクイエム》と團伊玖磨《筑後川》。

新しいメンバーも募集しています!

詳しくはホームページをご覧下さい。

私は引き続き、横浜の方のピアノ伴奏を担当します♪

 

  大きな川は かがやく活路をさがしだす

  自然に育てられた愛が 歓喜の声をあげて走ってゆく

  一万匹の河童よ さわげ!