2015年

10月

31日

ひとり琴

<ひとり琴 弐弦~めぐる想い>、おかげさまで無事終演しました。

お越し下さった多くのお客様、そして応援して下さった方々、どうもありがとうございました!

嬉しい悲鳴で数日前にチケットが売り切れてしまい、お断りしなければならなかった方々、本当に申し訳ありませんでした...(>_<)

今回は2回公演にしたため、時間の経過とともに窓越しに眺める庭の雰囲気が刻々と変わっていって、日が暮れたあとはガラスが鏡代わりになり、そして撮れたのがこの奇跡の1枚、「1人3台チェンバロ」。

とっても素敵な会場でした^^


次回<ひとり琴 三弦>は、また来年のこの時期に開催予定です♪

2015年

10月

25日

Marin Marais tournée

ヴィオラ・ダ・ガンバ福澤宏さんのCD発売記念リサイタル@大久保・淀橋教会、会場いっぱいのお客様がとても集中してじっと聴き入って下さり、深い深い喜びを得られる素晴らしいひとときになりました。

あたたかく沁み入るガンバの息遣いとリュートのさざめきを全身で味わい、久しぶりに、古楽の奥深い魅力を心底からじんわりと満喫することができました。

翌日、故 柴田雄康さん製作の豪華なチェンバロを所有されている素敵なおうち、小諸の望嶽荘におじゃましました。

お天気に恵まれ、どこまでも続く青空と、山々に映える紅葉、爽やかな風に鳥の声、そぞろ歩きもあっという間に1時間。

漆喰の心地良い残響のなか、心ゆくまで奏で語らい、合間に可愛いネコに遊んでもらい、美味しいお食事とたくさんのお気遣いをいただき。。

コンサートも、お部屋いっぱいに集まって下さったお客様のおかげで楽しく弾かせていただくことができました。

全ての御縁に、心から感謝いたします。


<ひとり琴>まで6日。

たくさん分けていただいた、あたたかい音楽と幸せな想いを、このときに私の演奏で皆様にお返しできますように。

2015年

10月

20日

Ciacconaのお話

あっという間に10月も下旬。

<ひとり琴>まで、あと11日となりました♪


今回チラシに使ったこの楽譜、J.S.バッハ《無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ》第2番のシャコンヌ、バッハの自筆譜です。

この名曲を自分の楽器でも弾きたい!と、これまであらゆる演奏家が鍵盤用に編曲してきました。


私はこれまで、編曲ってあまり好きではありませんでした。
作曲家が一番望んだ姿で書いたであろうベストな状態の作品を、わざわざ他の楽器用に書き換えて弾くことに、魅力を感じなかったのです。
ヴァイオリンで聴くこのシャコンヌは、壮絶に美しくてかっこいいし。


しかし今回、オスティナート・バスをテーマに据えたプログラミングに取り掛かったとき、気持ちがふわっと変わりました。

どうせなら、誰もが知っているこの超大な有名曲を、自分の手で自分の音楽にしてみよう!

そして、手探りながら一音ずつ、真っ白な五線紙に音符を紡いでいきました。


今回の<ひとり琴>でお届けするのは、いまの私が想うシャコンヌです。
数年後、数十年後には、また違う形に変化しているかも。
その時はまた、少しずつ書き足して、書き換えて、ますますこの曲を好きになっていくだろうなと思います。


そんなわけで、一期一会です。

ぜひ聴いて下さい(*^ ^*)

(おかげさまで残席僅少です!)


2015年

10月

13日

憧憬

昨日のLa Cour Musicaleのコンサートに御来場頂いた皆様、どうもありがとうございました。

毎秋続けていた狛江市での古民家コンサートが昨年で終わってしまったので、今回は代々木のリブロホールをお借りし、新たな一歩。

公演タイトルは《イタリアへの憧憬》、イタリアに影響を受けた他国の作曲家の作品、そしてイタリア人作曲家の作品、いろいろ散りばめてお届けしました。

憧憬って、素敵な言葉ですね。

なにかに憧れるというのは、なんだかとてもあたたかくて、前向きで、キラキラ。

いつまでも興味津々でいたいなぁ、いろんなことに。

 

さて、来週22日&24日は、ヴィオラ・ダ・ガンバ福澤宏さんのリサイタルです。

22日東京公演、残席少なくなってきました(長野公演は完売)。

どうぞお聴き逃しのないよう!

 

そして、31日は<ひとり琴>です。

気づけば残りあと20日をきっていました・・・どきどき(>_<)

2回公演、どちらもまだお席ございます。

年に一度だけ、心を込めてお送りする、ソロのコンサートです。

ぜひ聴きにいらしてください♪

 

2015年

10月

03日

10月スタート!

今月最初のコンサートは、ソプラノ染谷熱子さんとチェロ田口裕さんとのアンサンブル♪

大好きなパーセルの美しい歌曲の数々とバッハのソナタを、たっぷり弾かせていただきました。

近江楽堂所有の初期フレンチチェンバロ、とっても久しぶりでしたが、調律の加屋野木山さんの素晴らしいサポートで、楽しい再会ができました^^

御来場の皆様、ありがとうございました!

さて、今月22日に大久保の淀橋教会にて開催の、福澤宏さんヴィオラ・ダ・ガンバリサイタルに先立ちまして、福澤さんのインタビュー動画が公開されました。

マラン・マレへの想い、熱く語っていらっしゃいます。

CDレコーディングの時のあたたかい時間が、ふわっとよみがえりました。

本当に楽しみなコンサートです!


ひとり琴 弐弦~めぐる想い>まで、あと4週間!

おしりに火がついてきました~がんばりますっ!(>_<)

ぜひぜひ遊びにいらして下さい☆