2018年
4月
17日
火
まだ成長途中の街、豊洲でのコンサート、あたたかなお客様に迎えていただき無事終了いたしました♪
本当に内容の濃い曲の数々、学生時代からお世話になっている先輩通奏低音奏者のリューティスト佐藤亜紀子さんと共に、あれこれと試行錯誤のリハを重ね、熱い想いを奏でました。
素晴らしく美しく溶け合うソプラノのお二人、清水梢さんと望月万里亜さんの「おしゃべり」を一番近くで聴くことができて、とっても幸せでした♪
(←リュートとチェンバロとクレーン車…! 重機好き!)
プログラム後半の、チェンバロソロの曲、B.ストラーチェのパッサカリアは、実はあの何倍も長い大曲です。
今回はコンサートの尺と雰囲気に合わせて、少しアレンジを加えて、短縮版で演奏しました。
あの曲が印象に残った!と言ってくださったお客様がたくさんいらっしゃって、選んで良かったなぁと思っています(*^-^*)
いつか、まるまる全部弾く機会を作れればと。
オスティナートバスの魅力は尽きることがないですね。。
さて、ここからしばらくはコンサートはお休み。
日常のお仕事と、長期の録音の現場などが続きます(>_<)
やっと辛い花粉症から解放されつつあるので、元気に頑張ります!
次のコンサート、6/4 通奏低音組合、どうぞご期待ください☆
2018年
4月
15日
日
今日は久しぶりに、モダンオケの中に入らせていただきました♪
空っぽのホールを占有して、降り番の曲のリハを聴ける、役得。
チェンバロはいつもだいたい出ずっぱりで、降り番があることって実は少ないのです…(^^;)
オケの音色とパワーをたっぷり全身に浴びて、そういえば私の音楽人生、とりわけ多感な10代はずっとオケと共にあったなぁとしみじみ。
さて、明日はいよいよ《L'augellini garruli おしゃべりな小鳥たち〜 イタリアのソプラノデュエットソングを集めて》です!
ソプラノのデュエットに特化したコンサートって、結構珍しいんです。
通奏低音もリュートとチェンバロの2種で彩ります☆
当日券もございますので、ぜひ明日の晩は豊洲へお越しください(*^_^*)
2018年
4月
09日
月
新緑の美しい、大好きな季節がやってきました(*^^*)
目の前に広がる満開の菜の花にいっぱい元気をもらって、ちょっと強すぎる春の風にびょ〜びょ〜煽られながら元気に歩いています♪
今度の月曜日は…
4/16(月)《L'augellini garruli おしゃべりな小鳥たち 〜 イタリアのソプラノデュエットソングを集めて》
2人の素敵な小鳥さんたちと2本の新緑讃える木々によるコンサートまで、あと1週間!
春らしいタイトル・チラシとは裏腹に?!密度の濃い曲、不協和音三昧、こわいくらい美しい音楽、いろいろやります☆
* 小鳥さんからのメッセージ 〜 演奏曲について *
プログラム後半のCarissimiの作品は全6曲、40分はあります。当初はCarissimiは時間がかかるので、プログラムの前半後半でわけるつもりでしたが、音を出してみてびっくり!「濃い」んです!
今回一緒に演奏する作曲家D'indiaやMonteverdiはバロック初期の作曲家であり、Carissimiまでの時代の経過はわずか50年足らず。なのにこんなに新しい衝撃があるなんて。
これはプログラムを時代順に追わないと、とてもじゃないけれど私達が時代を戻れない!と歌2人が主張し、プログラム後半が長くなりますがCarissimiを後半にまとめたのでした。
D'indiaやMonteverdiも、ルネサンスから追うとその新しい和声感や展開に戸惑い、個性的な作品にびっくりしました。今回は各作曲家の名作と言われるメジャーな曲ですから、作曲のノウハウを知らない、いち演奏家の私でさえ「なんと完成度の高い、密度の濃い曲なんだ!」と感動と共に衝撃があったのです。が、やはり時代の変化は凄いものなのですね。Carissimiまで時計を進めて行くと、理論はわからなくても聴くだけでその大きな変化を体感できるのです。
いらっしゃる皆様には、ぜひその大きな流れの変化も楽しんでいただきたいと思います。
(望月万里亜)
ご予約受付中です! どうぞお聴き逃しなく!