2014年
9月
29日
月
ベランダの夏の植物たちが枯れてきたので、そろそろ片付けようかなと思っていたら、いきなりまた花がいくつも咲き始めました。
なにか感じるのかな・・・(^^;)
さて、まもなく10月!
3つの出演コンサートをお知らせします。
♪ 10/17 Purcell Project@新大久保 ※残席僅少※
パーセルのアンセムという上演機会の少ない曲の数々を、10人の実力派若手歌手たちでこれだけまとまって聴ける機会は、とっっても貴重です!
そして私は唯一の器楽奏者として、オルガンの通奏低音で参加します。
通奏低音の楽譜には、左手の旋律しか書かれていません。
奏者がどのような右手の旋律・和声を生み出し形作るかによって、曲全体の印象をがらっと変えてしまう最重要パート。
責任重大、がんばります!
♪ 10/19 古民家バロック@狛江 ※10/3~受付開始※
もう7年目くらいになるのかな、むいから民家園での毎秋恒例コンサート。
精力的に演奏活動をされている愛好家の皆さまと一緒に出演しています。
江戸時代の農家をそのまま保存しているこの民家園、リハの合間に、縁側から庭を眺めてのんびり過ごすひと時が大好きです。
木の温もりを生かした古楽器と日本家屋の相性は抜群。
畳に座って聴いて頂くコンサート、無料ですが要予約50名様まで。
♪ 10/25 ひとり琴@池袋 ※チケット発売中!※
ソロコンサート第一弾、気付いたらあとひと月をきっていました(>_<)
アンサンブルの中で弾く通奏低音は、音楽の土台を担う役目としてとてもやりがいがあり、大好きで楽しい!
でも忘れちゃいけない、チェンバロだからできること、数多あるソロ曲たちの魅力を!
曲の合間にどういうことをお話ししようか、この素敵なところをどうやって弾いたら好きになって頂けるか、いろいろ考えながら練習しています。
街角にある小さなギャラリーでの演奏会ですので、ふらっとお友達の家や行きつけのお店に遊びに行くような感覚で楽しんで頂けると思います。
ぜひ秋の風に誘われて遊びにいらして下さい!^^
2014年
9月
20日
土
お久しぶりになってしまいました。
レコーディングのプロジェクトが終わり、一息ついているところです。
日本を代表するヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、福澤宏さんの初ソロCDに参加させて頂き、リュートの野入志津子さん、ヴィオラ・ダ・ガンバの武澤秀平さんという素晴らしい演奏家たちとともに、マラン・マレのヴィオール曲集を録音しました。
実は私、学生時代ずっとガンバを副科で弾いていたのです。
ガンバの魅力に心底とりつかれて、チェンバロの師匠に呆れられながらも毎年履修を更新し、大学院を出るまで5年間続けました。
そして、その間ずっと面倒を見て下さり、チェンバロ弾き見習いとして足掻き続ける私にたくさんの道と、光と、彩を与えて下さった恩師が、福澤さんです。
慈しみ深く包み込むような福澤さんのソロ、魔法のようにたちのぼる野入さんのリュート、思いやりに満ちた武澤さんのコンティヌオ、そして、ときを忘れるほどに優しく美しいマレの音楽。。
心から、幸せな時間でした。
CDは来年2~3月頃に発売予定です。
コンサートもあわせて企画できると思います。
どうぞ、お楽しみに!